Velbon Carmagne 640ⅢE
だぁ…もう、無理です。現像終わりません。
PIEレポは明日にします。変わりに三脚インプレ上げます。
ベルボンのカーボン三脚のベストセラーCarmagne640の最後期モデルで、伸長は高くないが縮長の短い4段三脚だ。
特徴は、当時としては最軽量の部類に入ることで、ナットロックしか無い当時では自分の感触ではもっともガタの少ないモデルだった。
今では生産終了で手に入れることはできないが、現行モデルでは同後継シリーズのNeo Carmagne645が相当品と呼べる(まったく違う三脚だけど…)。
現在販売される主力各社の三脚製品群は、ミドルエンドに限ればデジタル一眼レフカメラに同列で「横並び」な状態、一長一短あるがどれも欠点を持っていると思う。
そういう意味では、この三脚は当時として最高レベルのバランス製品ではないかと思う。
理由は、上記の通り「この三脚にしかない特徴を持っていた」からである。
PIEでもこの点を執拗に話してきたが、どうも「プロ」という看板がないと余り聞いてもらえない。当たり前ではあるが…
(例によって、結論は最後です。一応仕切りました。そこまでは、ま、延々と続く愚痴ですね。)
↓↓以下に続く↓↓
誰が付けたかフランス語のような名前(僕はフランス語嫌い)、Carmagne<カルマーニュ>。
Carbon<カーボン、炭素>とMagnesium<マグネシウム合金>の造語で、カーボンパイプとマグネシウム合金製の基部を採用した事から付けられた名前だそうな…
「やめリャ良いのに…」と個人的には思いつつも、6はパイプ径の号数を示し、4は4段三脚の意味で、0の意味は知らない。末尾にⅢが付くのは、3度に渡る大きなマイナーチェンジ品である事を指しているらしい(微妙なMCは生産中にも行われているようだ)。
最末のEは、ElevatorのEでエレベーター(昇降機構)が付いているという事だ。ちなみに、ベルボン製品の場合は、GEと付くとギア式エレベーターと言う意味で、現在は単体のEは使用されていないようだ。
理由は恐らく、現在は「エレベーターのない三脚など殆ど存在しない」からだろう。…と思う。
つまり、Caemagne640ⅢEは、カーボン・マグネシウム三脚で、6号パイプを用いており、4段の伸展脚を持ち、0は置いといて、3世代目のマイナーチェンジ版で、エレベーター付き、と言う意味だ(0の部分は0か5しか見た事無いけど…あ…3もあるか)。
「やめりゃ良いのに」ってのは6の部分で、SIが世界標準の現代なのだから、6号なんてやめて28㎜パイプって言えば良いし、型式も2840とかにすれば分かり易そうだ。
最近は、空転防止と軽量化をかねてD断面の物もあるので、余計に分り難い。
原則的には、標準が7号(32mm)パイプで軽量が6号(28㎜)、中判以上の大型カメラや長いマクロレンズを使用する場合は8号(36㎜)となるだろうか…
もっとも太いパイプは8号パイプの一部で、38mm径の物となる(と思うよ)。
でも、厚みが違ったり加工後の寸法が号数通りじゃなかったり…とにかく号数やメーカー表記の最大径だけで決めると痛い目を見る。
当たり前だけど、3段脚と4段脚では最大径が同じでも最小径は異なる(段数が多いほど小さい)。
しかも、三脚メーカーによっては、名称と品番だけで型番が無いものもある。「自分の所有しているのはこれより新しいの?」と言う疑念が拭えない場合が多い(笑)。
見るべきは、縮長・伸長・雲台抜きの重量・耐荷重(積載荷重)なのだが、この表記もメーカーによってマチマチで、縮長に雲台を含んだり含まなかったり…以下同様に…なのだ。
一応、メーカーはシステム概要表みたいなものを発行していて、「300㎜レンズ+35㎜判カメラならOK」とかが、○×表示されいている。
この対応表では標準状態のCarmagne640ⅢEは、『~300+35㎜カメラ○』で、平たく言うと中判以上は×で35㎜常用は○というところか…
雲台など、標準で付いているものしか使わないことなどないのだから、本体のみの可載スペックを記入してほしいものだ。
雲台は、三脚選びで最も苦労する点で、三脚好きが最も気を遣う部分だろう。
雲台は三脚の命であると思う。その意味では、標準雲台であるPH-460Bは640ⅢEには適さない。カーボン軽量小型三脚にレバー雲台を付けるなどナンセンスだ。
結局のところ仕様は仕様、自分で使用してみて合否を判定するしかないのだろうけど…
大概の良心的な店なら、展示品に自分のカメラを載せる事を許してくれるだろうと思う。
勝手に載せれば起こられて当然だけど…
高い買い物だから、購入時には絶対に実品に触れて執拗なまでに確認すべきだろうと思う。
試用もさせてくれない店では、こんな高価なものを買ってはいけないと思う。
用途も違えば、趣味性や好みも在るだろうし、標準セットの雲台は使わない事が多いだろう…
聞いた話ではあるが購入店舗によって製品差があるらしい、安い店で買うのは必ずしも良い事ではないのだろう。特に、カメラボディと脚はヤバイと聞いた事が多い。
これは、カメラ関連に限った事ではなくて量産数の比率が少ない製品の多くはこの傾向にある。
製造装置や産業機械などの一品物は、信頼関係の薄い商社経由と直接信頼関係のある顧客では、コストの掛けようが変わってくる…らしいよ(として置こう、笑)。
カメラ関連も、プロやプロショップ、量販大衆店の間でかなり差があるらしい。
具体例を挙げるのは難しいが、部品寸法の許容差(許される誤差)が0.2㎜だったとして、誤差0.18㎜の製品と0.05㎜の仕上がりの製品があれば、後者をより信頼関係の濃い所に出荷するわけだ。
どちらが性能が良いかは一概に言えないが、設計の理想値に近いのは高精度の部品を使用した製品になる事だけは言える。
こうしてみるとカメラ関連の機材は、数千円の差で店舗を選ぶよりも普段からカメラ屋さんとの信頼関係を築いておく方が有利だと言えるだろう。
最も間違いないのは、中古品をじっくり検分して購入する事だろう。この時も最も重要なのは信頼できる中古店で購入する事だと思う。
自動車に似たところがあるが、僕が15年程度の経験と見聞によってそう実感しているのも事実だ。
ま、お店は選ぼうってとこですかね。
さて、話が逸れたが本題に戻そう。
Carmagne 640ⅢEに関してもカタログ仕様の表記は曖昧で、自分もカタログで決めたわけではなかった。
そもそもを言うと中古品(ほぼ新古)を入手した物で、新品をチェックして購入した訳ではないのだが…
電子機器はまた別なのだが、機械系のマイナートラブルは仕様となってしまう事も多く、ユーザーが気が付かなければ対応されない事も無いわけではない。
よって純機械製品は、専門技術者以外が最新製品に手を出すのは多少の危険を伴うし、使用感を聞いておいた方が用途の想像がし易いと思う。
細かいことを気にしなければ、最新品を購入する事のメリットは大きいが(最初に使えるし)、意外に高い製品だと細かい苦情も多いようだ。
このCarmagne640ⅢEも新品購入者で「640の噂で乗り換えたユーザー」が多いらしく、640史上優秀な部類に入ると個人的には思うのだが、最も不評が多い機械でもある。
分解しないユーザーには分り難い変更点が多いが、各部の材質変更が行われているらしい。発砲ゴムのグリップを標準装着した点が外見的な変更点と言える(氷結防止)。
「カーボンのくせに2㎏もある」とか「小型のくせに重い」、「石突がヘボイ」との悪評判が少なくないが、実際に僕の使っているものを実測してみた。
その理由は、標準では余計な物が付いていてそれほど軽くなく、はずして使っているユーザーには受けがいいようだからだ。
個人的には、軽量でコンパクトかつ優秀な三脚だと思う。
35㎜判ベースの中望遠までなら、カメラ側のバランスを取らずとも普通に撮影できる(手振れ補正機、超音波モーター機の一部を除く)。
あ…接写などの微振動や鈍振動を気にする場合は、現実的な選択とは言いがたいが…
因みに僕は、標準状態では使っていない。
縮長 約46㎝(運台接合面高さ)
約58㎝(QHD-71Q装着収納時)
伸長 約119㎝(ELV最降下時)
重量 約1.4㎏(単体)
約1.7㎏(PH-263Q装着時)
約1.8㎏(QHD-71Q装着時、仕様上は450g)
耐重 8㎏程度まで(使用感、中判でも使えると思う。接写などは×)
4㎏(メーカー推奨値、標準運台装着時一般的な機材でレリーズブレ無しの値と思われる)
※すべての数値は、表示桁未満は四捨五入。
※実測値であり仕様値ではない。
※計測三脚は標準状態ではない。
と言うわけで僕は「持てない場合」に、この三脚を使っている。
正確には、手持ち撮影がどうしても不可能な(不整地や超重量級機材の)場合や、楽をしたいときに使っている。
対して、流し撮り撮影で重いレンズを使う場合や、遅い被写体を狙う場合は、一脚を使用している。
どちらの場合も自由雲台か流体保持雲台しか使わない(殆どが自由雲台)。
完全に止めたい場合は、晴天ほぼ無風状態で普通のスローシャッター(笑、1/15秒以内程度かな…)以上の時にしかCarmagne 640ⅢEは使わない。
(それ以下でもたぶん止まると思うけど…)
どうしても確実に接写がしたいときや長時間露光をしたい時には、水準器を使用した上でMark-7を使用している。
こちらは、かなり重いが変形は少ない、少なくとも実感的にたわむ事は殆ど無い。
Mark-7も現行モデルの様な、スパイク石突の付いている物は使用していない。
スパイク石突には良い思い出が無い。多くは転倒時に曲がった記憶がよみがえる。鉄系素材で、細身の中実棒で出来ているので、瞬間的な集中荷重に非常に弱い。
アルミパイプ自体が変形した経験は少ない。カーボン一脚は折った事が在るけど…
また、三脚の性能以上に設置した地面に影響を受ける事は多い。この場合は、吸振性と重量のバランスが最大の問題となるので、設置場所を変えるか別の工夫が必要になる(インシュレーターなど…)。
カタログスペックでは、標準運台であるPH-460B装着時の重量が記載されているが、あんなレバー運台を使う35㎜判使いは少ないと思うので、カタログがオカシイと思う。
中判以上で撮影したければ、7号以上の三脚は必須であろう。その理由は、機材自身の重さとのバランスが良くないからだ。ただし、登山などに携行するには6号は丁度良いと思う。
積載荷重が三脚自重の倍以上の場合は、全伸展で全開脚の撮影は好ましいと思えない。少なくとも風の影響や地面の影響を多大に受ける。
つまり、三脚の重量が少なすぎてしまうのだ。ストーンバッグを使えば、積載荷重の許容量は減ってしまうし、その辺に適度な石が落ちているとも思えない(笑)。
極論を言えば、積載機材の半分近い重さがないと三脚の全展使用は完全とは言え無いだろう。
三脚は軽いだけでは駄目なのだが…こればかりは用途によって変わってくる。
携帯性なのか、安定性なのか、求めるシーンは異なるだろう。
ただし、カーボン三脚とマグネシウム雲台のコンビは静振性に優れているので、条件によっては自重の3倍以上の積載で撮影しても問題は起きない。動的な荷重が無ければ、変形は一定で問題が起こる事は無いのだ。
カメラのシャッターボタンでレリーズする場合は、右手を通常通りにホールドするとブレが止まる事がある。これは、レリーズショックによるブレが吸収されるからだろう。
つまり軽量カーボン三脚は、変形するものの固有振動数は低くなく、弾力性に優れるために吸振性も適度で静振効果が高いのだろう。
Carmagne 640ⅢEを使用していても、右手でカメラを操作したほうが適切なグリップをすれば失敗が少なく感じる。
しつこい様だが、この時カメラが揺れていない訳ではないので、接写・長時間露光や連射には適さない。
対して、ジッツォーなどの三脚は日本製に比べて質実剛健で、同サイズの物では積載荷重が高い事が特徴だ。
あまりジッツォーやマンフロットを使い込んだ事はないが(欲しいけど…)、学生時代の記憶ではジッツォーは耐荷重仕様通りの積載をすると変形がひどく、マンフロットは良心的な数値であったという記憶がある(と言うよりもジッツォーの数値は大袈裟だと思う)。
当時も現在も、マンフロットと日本製三脚の仕様値は大きく差がないので(ジッツォーだけが数値が大きい)、日本メーカーの積載仕様値は良心的なのだろう。
店舗での標準表記は、ジッツォーは雲台をのぞいた積載荷重となっている事が多い。
憶測に過ぎないが、4㎏という過小な数値は「ユーザーの声」が大きいと思われ、意外に変形量の大きいカーボン三脚に対して信頼が低い証拠でもあると思う。
平たく言うと、長時間露光や接写という間違った使い方をしているユーザーが多い。そもそもこの三脚は、35㎜クラス用の軽量三脚と割り切る必要があると思う。
カーボン三脚にとっては『軽量』が最大の武器ではあるが、積載する荷重とのバランスが最も重要であり、8㎏載せてELVを伸ばすとかなり不安な状態になる(運台をあわせても自重が2㎏無いから)。
エレベーターは、付いていても使用すべき物ではない。否、標準開脚で使ってはいけない。
少なくとも、Carmagne 640ⅢEの全伸展標準開脚でエレベーターを使用するのは自殺行為に近いと思う。
接写の自由度を広げるには、レンズ周りも重要だが三脚とカメラの関係も重要だと言う事だろう。どんな場合でも、最も重要なのはバランスである事は確かだ。
僕は、接写を余りしないので分らないが…
この、重量バランスの問題は語られる事が大変少ない。多分貧乏くさくカッコ良くないからだ。
三脚撮影に関する多くの問題は、三脚や雲台よりもマウントにかかる荷重のバランスに起因する事が多いのだが…
同様にレバー運台の無能ブリ(機構的にもブレ易いし、重量が重い)と、長望遠で同じパンに使うのであればブレーキの繊細なビデオ運台(流体保持雲台)のほうが有用である点だ。
自由運台を使う分にも、ビデオ運台を使う分にも、はたまた安定した三脚のセッティングのためにも、最も重要なのは積載物の重量バランスで、理想は三脚の開脚中心に全ての重心が集中する事だ。
この重心とバランスの問題は工夫をすれば解決できるが、全高が高い三脚が欲しいというのは矛盾する問題になってしまう。
それでも、みんな長尺カーボン三脚を欲しがる。
軽いからというのは分るが、用途別の使い分けは重要だと思う。
少なくとも、カーボンは長時間露光(数秒以上)や縦パンの多い撮影には向かないものだ。
また、風の強い日の撮影にも適さないし、三脚自身の水準(水平)が出せない場所での仕様はナンセンスの至極だ。
風の強い日は、体重を載せ高速シャッターを切るなどの工夫が必要だし、水準が出なければカメラ側で重量バランスを取るかバラストやストーンを使う必要が生じる。
どちらも、実質積載荷重は低減するだろうし、結局はカメラ側機材の軽量化が最短の道となる事は明らかだ。
装備を軽くした上で、確実な撮影を求め、さらにスローシャッターを要求するのであれば、別の工夫が必要あるだろう(その辺は先で述べる)。
兎角、誤解が多く、用途上適さない使用が多いと思うし、僕のブログは一方的な私感による長文が特色なので(笑)、カーボン三脚の成り立ちを大雑把な切り口にした上で640ⅢEの評価につなげたいと思う。
カーボン三脚の黎明期から成長期は、個人的に「試行錯誤の時代」だったと思う。それは、各社の当時の三脚ラインナップ(2002年頃まで)を見れば理解できると思う。
現在では、一般的にもカーボン三脚のメリットは軽量であり、剛性が高い事ではなく、変形量(変位)よりもシステムとしての静振性が重要であることが認められている。
しかし、アルミからの変遷期には「タワまない、剛性の高い三脚こそ優秀」との誤解が多く、なかなか「ずば抜けて軽量な三脚」が登場しなかった。
そんな中で登場したのがこのCarmagneシリーズであったが、登場当時は「軽いけど柔い」と人気が出なかったのも事実だろう。
カーボン三脚は、万能な機材ではない(当然だ)。
もともと、ベルボンというメーカー自体が「35㎜エンスーな日本人に人気薄」で、ジッツォーやハスキーを愛用するプロも多かったのも関係するが、主には「三脚に対する誤解」であったと思う。
少なくともCarmagne640シリーズを満足して使用している人間は、三脚に対して造詣が深いか用途を理解している方が多いと個人的には思う。逆の多くは誤解だろう。
その証拠に、今でもアクセサリー関連の書籍の中に「カーボン三脚は軽いだけでは駄目、やはりしっかりしたものを選びたい」などの記載を見かける。
カーボン三脚に全てを求めるのは如何なものか?
これは、感覚的な問題にも付随するが、多くのアクセサリー・ユーザーが工学関連者ではなく「剛性」という言葉を誤解しているからだと思われる。
剛性とは、「ある荷重変動における変位率」の事である。何キロ増えたら何ミリ曲がったという事だ。
金属材料の場合は「完全弾性体」に近いので、荷重変化に比例して変位量が変化するために「硬さ・柔らかさ」や「しっかり感」と誤解されがちなのだろうと思う。
アルミとカーボンの似ている(鉄系と違う)性質は非降伏素材である事で、どちらも突然に破断する事はない。破断前の傾向は、荷重に比する変位量が小さくなる(見かけ上の剛性が変化する)事で、この限界を超えると塑性変形と呼ばれるいわば永久変形を起こす。この実用に耐える荷重を一般的に耐力何㎏と言う。
対し、鉄系素材は、降伏素材と呼ばれ限界荷重の前の塑性域と弾性域の過渡期に、降伏現象が見られる。そして、その荷重までは粗一様に変形する事が特徴だ。また、比重が重いため自重も重くなる。直立している三脚にとっては自重が増える=積載量に制限を作る事人になる。
鉄とアルミ系の比重差は1/3、アルミとマグネシウムでは2/3の関係。カーボンの比重は物による…
同等な耐力にしようとした場合の必要剛性と必要自重が、カーボンやアルミを使うと鉄系素材よりも低くて済む。つまり、軽くて小さく出来る。
だから、本来カーボン三脚自体が、そもそも剛性の高い物ではないのだ。
必要とされるのは剛性ではなくて、耐力と静振性である。
もともと、接写・長時間露光には適さないのだ。
特に、Carmagne640シリーズのような軽量小型カーボン三脚は、手持ちの補助として使うべきであろう。
つまり、ストーンバッグやエクステンションは本来要らない機能だし、エンドフックなど付いていてはいけないはずなのだが、ユーザーの要求で装備したのだろう。
この三脚は安定させたければ、脚を開くか縮めることだ。
まず最初にカーボン素材が注目されたのは航空宇宙業界で、多くの場合エポキシ接着による複合材として用いられた(カーボンクロスをそのまま使う)。これをウェットカーボンと呼ぶ場合もある。
接着複合材であった理由は、カーボン素材は衝撃に弱かったためで、現在のように繊維を複雑に編みこんで焼き固めた素材の製造が困難であったためだ。そのため、初期の複合材は1層カーボン板を複数枚接着して用いるか、または金属板や別の樹脂と接着して用いた。
この方法は、今でも極超小型飛行模型などに利用されている(この場合はバルサの基部に貼って接着する)。
比重に対する耐力が大きく、弾力性に優れ吸振性が高い素材であるため、実質問題としてフレームの軽量化と小型化に大きく貢献できるために使用された。
カーボン素材が広く一般化したのは3層カーボンパイプの登場がきっかけで、三脚やスポーツ用品に用いられる切欠ともなった。
現在も多くのカメラ用三脚が3層カーボンパイプ(シャフト)を用いていて、まれに6層巻きのカーボンシャフトも存在する。
多くが3層の倍数であるのは繊維方向の組み合わせ上の問題で、縦・横・斜めに組み合わせるからである。これは、接着板複合材の時代から広義には変わっていない。
もっとも特殊な例は、レーシングカーのものコックフレームや航空機のモノコック構造である。モノコックは応力外皮構造との日本名からも推察できるように、フレーム外面の張力によって剛性と耐力を保つ構造であると言える。
よって、変形率(剛性)をコントロールするために繊維の向きを集中させたり分散させ、硬い部分としなやかな所を造ったりする。
基本的には直行するように編みこんだ炭素繊維をオートクレーブと呼ばれる炉で焼き固めたもので、表面は直角に交わる繊維の目が見える事が多い。
近年では、細密繊維を使用したり表面側をエポキシ材で覆う事によって、見かけ上滑らかで模様が見えないものも多い。
特にパイプ材は外周の表面粗さなどが重視される事も多く、外見上ただの黒い樹脂に見えるものが多くなっている。
多層巻きカーボンシャフトが、最初に広く一般化したのは「釣竿」であろう。
釣竿には、独特の不当分布なネバリ(撓り、しなり)が必要とされ、旧来から選び抜かれた竹製が最も優れるとされていた。または木製の複合構造を持ったものが主流派であった。
樹脂系素材は生産性に優れる上に軽量だが、耐力が低く耐衝撃性が悪かったため竿には適さないとされていたのだ。また、変形量を不当分布にするのは成型上も簡単ではなかった事もある。
同様の理由で、一般自動車部品やカメラ用三脚にも用いられる事は少なかった。
今回話題に上げているCarmagneシリーズも、3層巻きカーボンを使用し、基部にはマグネシウム合金を使用している。
広義にこのオートクレーブで焼き固めるカーボン素材を、ドライカーボンと呼ぶ事もある。
Carmgne初期シリーズの特徴は、三層巻き1.5㎜厚カーボンシャフトを円筒研磨仕上げしている事と、マグネシム合金をいち早く取り入れた事にある。現在では、多くの三脚で研磨処理されないままのカーボンシャフトが用いられるが、これは精度上問題ない程度に表面粗さの均一なカーボン素材の量産が可能になったためである。
ちなみに、現行モデルで研磨パイプを多く用いているのはジッツォーだけであり、その理由は軽量化とGストッパーの高精度化にあると思われる(1.0㎜パイプを実現している)。
Gストッパーはジッツォーが誇る面接触継手で、可変形全周テーパースリーブを用いる事により実現されている。この勾配の低く面積の大きなストッパーに必要な摩擦を得るためにも、研磨処理は必要なのかもしれない。
熱と接着によって処理されるため当然なのだが、カーボンパイプには真円度や円筒度、真直度や捩れが、製造上発生しやすい。
これらは、精度設計と操作性に直接影響するので、寸法精度を整えなければならない。
製品精度(素材のパイプ)にバラつきが在れば、その分は機構設計か後の機械加工で埋めるしかなかったわけだ。
Carmagneシリーズもこの640ⅢEの登場直後までは研磨パイプを使用していたが、現在のNeoシリーズでは研磨されていない素材をそのまま使用している。
恐らくこの理由は、3スリーブストッパーと高精度な表面粗さのパイプが入手できるようになった事にあると思われ、コストの軽減やスリーブ素材の環境適応化にも貢献していると考えられる。
3スリーブストッパーを分解してみると、生産時期やモデルによって様々なスリーブを使用している事がわかるが、最も多く用いられているのはナイロン製のものだろう。
スリーブを3ピースにする理由は、普遍円筒形状上では得られるはずもない面接触と同じ効果を、距離を置いて2点接触する事で実現するためであると思われる。
実際問題のところ工学的な考察をすると、面接触を得るためには弾性係数がカーボンに比して低く全体的に変形の大きな素材をスリーブとして用いなければならないはずだ。
これを加味した上で耐摩耗性を考慮すると、おのずと使用できる素材は限定され、さらに寿命の短縮につながる事も考えられる。
簡単に言うと、耐摩耗性と弾性を考慮して素材選択すれば、部品形状の肥大化と素材の選択自由度を減らす事になってしまうのだ。
そういう意味では、3スリーブストッパーは合理的な考えであるとも思えるし、部品精度や素材がある程度は粗雑でも品質に与える影響が少ないと思われる。
文学的表現をすれば、「実に日本人的な製品」だと言えるだろう。
その細かさとシンプルさは、このCarmagne640ⅢEのスリーブを見ても推し量る事ができる。
3ピースに分かれたそれぞれの端面に、45度テーパーの加工がなされており、このテーパー(斜面の角度)によってラジアル分力が発生し変形したスリーブがパイプとナット部に接触する事で、静止するための摩擦力を生んでいる。
640ⅢEではセンタースリーブが全胴であるが、最近のモデルでは3ピースともが割りスリーブとなっている。これは、コストダウンと性能向上の両立努力であると推測できる。
割りスリーブとすることでさらに密着性を高めると共に、部品に対する要求精度は低くすむ、という一石二鳥的発想だろうと思われる。
2点接触という表現は、恐らくナット内周面とスリーブとパイプ間、パイプとスリーブ間のことだろうと思う。
この2点接触を実現しているのが、ナットを締めこむネジ部内周面に加工されたテーパー面で、これによって最上部側の割りスリーブ(平たく薄いもの)との間に推力(スラスト荷重)が発生し、センタースリーブ両端のテーパー部、ナット側スリーブとナット間のテーパー部で垂直力(ラジアル荷重)が発生し、パイプ内径と外径面およびナット内面との間で摩擦静止する機構だろう。
つまり、センタースリーブ外周面での一点とナット側スリーブテーパー面の一点、合計二点で接触し摩擦していると言う事だろう。
不確実ではるが、素材の選択によってはセンタースリーブは部分的面接触をしているとも言えるかもしれない。
これを点接触と呼ぶあたりも日本人技術者らしく、変形によって面接触を得ているスリーブを面接触ロックと呼ぶのとの間には大きな差が感じられる。
宣伝文句的には、「馬鹿正直」とも言えるのだろうが…
Carmagneシリーズのもうひとつの特徴であるマグネシウムに触れる前に、ネジ部が金属製である事に触れておこうと思う。
ネジ部が樹脂でない事で直感的にわかるのは、ネジの精度が高くまわしやすい事、偏芯の可能性が低く機構の合理性を高く保てる事、の2点である。
実は、この金属製のネジ部は、ロック機構の合理性にも一役買っていると思われる。
先に述べた2点接触3スリーブ部の(万一故障した場合の)部品交換による実質寿命の延長と、非変形接触面の確立と機構的接触面精度の向上である。
後者の接触面に関する2項目は関連していて、非変形接触面が確実に(設計上の近似接触角を確定)できる事で、接触面の摩擦・寿命設計に大きく貢献しているのではないか?と推察できる。
樹脂は面仕上げに優れず、金属の加工後の表面粗さは高度である。つまり、精度の低い樹脂部品であっても計算上に近似する確度の高い摩擦が得られるのではないか、と言う事だ。
樹脂成型部品は射出成型による量産化が可能で、スリーブ部品の交換も容易である。また、当然カーボンよりも軟質な樹脂を使用する事で、偏摩擦を避けてシャフトの寿命も延ばせるだろう。
一般的なロック機構のように、これを樹脂部品のみのシャフトに対する接着構造を採れば、ネジ部やテーパー部が損傷した場合はシャフトを交換する必要性が生じる事も多いだろう。
また、同列のカーボン素材で基部を製作するには機械加工(刃物や砥石で削ること)が必要二なりコストの増加は雲泥の差だろうし、射出成型で実現するには非常に精度の高い金型が必要な上にその寿命も縮まる。
対して、金属製のボス(基部)を使用してねじ切りを施せば、丸棒材やパイプ材の規格加工で済み細目のメートルネジを使用すればアメリカ以外のほぼ全世界で加工が可能となるだろう(ISO規格に合うネジならば…)。
カーボン素材にネジ切りが出来ない訳ではないしパイプに施す事も可能だが、肉厚が1㎜強しかなく現実的ではないだろう。たとえ基部のみ太いパイプ材を使ったとしても、カーボンの加工ができるメーカーは少ないし、ヘリサートやインサートと言った強化部品を使用する羽目になりコストは激増するだろう。
ネジだけでなく、テーパー加工も同じである。
つまり、性能向上に対してのコストの上昇が、比率的に過大になりかねないだろう。
「接着は最低限度にする」と言う設計思想も有るのかも知れない。
金属ボスの使用は、メーカーとして合理的な選択だったのだろうと思う。
もちろん、環境問題を考えても優位であろう。
現在のハイエンドラインアップであるEL Carmagneシリーズはレバーロックを採用しているが、動作時間が短い以外には何の取柄も無いと思う。
部品の製造工程は非合理化するし、レバーが邪魔になる。意外に紐などをレバーに引っ掛ける事故は少なくないと思う。
また、レバーの部品は寿命が短いものになるだろうし、耐衝撃性が重要な問題になるはずだ。レバーを引っ掛けたぐらいで折れたらクレームだろう。
僕にとって、実際にナイロンレバーを折った経験は少なくない(色んなメーカーの色んな製品で…)
少なくとも、スリーブであれば損傷してもすぐ使えないわけではないし、修理費も部品代も安くつくだろうと思う。
ナットロックの方が、機械設計的には大変ユーザー・環境共に対してフレンドリーだと言えると思う。
さらに、カーボンは軽量第一と書いたように、小型軽量カーボン三脚は重量が重くては意味が無い。その点でも、Calmagne 640ⅢE三脚単体であれば高く評価できると思う。
ここで注意すべきは、金属部品は小さくても重いものが多い点だ。
冒頭で「標準状態ではない」と書いたが、センターポール(ELVを上下するための棒、運台ベースから出ている棒)のエクステンダー(延長棒)を除去し、可変スパイク石突だった物をダイレクトゴムに変更してある。このスパイクは、元の使用者がオプションで取り付けたものだが…
最大の相違点は標準装備の雲台(PH-460B)を使用していない点で、運台の変更だけでも大きく重量が変わる(レバー雲台の多くは700g近い重量がある。PH-460Bはマグネシウム製でも620g)。
この標準状態からの変更で、重量は500g以上軽減していると思う。アルミ時代は側面に穴あけ加工を行ったりもしたが、マグネシウムに加工するのは怖いので行っていない。
この三脚最大の特徴は50㎝を切る縮長で、雲台をスタンバっても60㎝に満たない点だ。
ストラップを使用していた時期もあるが、意外に事故の元になるので今は使用していない。ストラップ使用時代は、雲台はカメラバッグに入れて持ち歩いていた。わずか数百gの差ではあるが意外に軽くなる物で、デッパリが減るのも移動には便利に働く。
良く、スタンバイ時間が焦点になるが、三脚のセッティングは慎重に行うべきで、単一動作が数十秒縮んだところで実際のセッティングに要する時間は変わらないと思う。
逆に、一度セッティングしたら大きな移動をしない限りは閉脚するのみで、カメラをセットしたまま三脚を持って移動するほうがよっぽど手間を省けるとも思う。
また、システムが不安定な時にもっとも優位に作用するのは重心位置の低下で、ローポジションとミドルポジションを備える640ⅢEは不整地使用にも向くと思う。
ストーンバッグなどを利用して重心を下げるよりも、開脚を増して下げれば三角効果(設地点間面積)も増大するしモーメントにはそのほうが大きく作用する。よく言うテコの原理と同じ事だ。
不整地設置の用法でスパイク石突を多用する方が多いが、恐らく氷上・雪上での使用や岩場に限った物で、土などの柔らかい地面にはかえって不向きだと感じる。
この場合も、やはりローポジションやミドルポジションを使用するほうが合理的だろう。
開脚度が広がれば、脚の伸展とレベルの相関関係は微小化し、水準出しも容易になる。平たく言うと、脚を沢山伸ばさないと高さが上がらないので、微妙な調整がし易くなる。
構図の問題とレンズの焦点距離も含めれば、撮影場所を適宜に選ぶ事で低ポジションの有効性は広がるだろう。
「接写の場合はアングルを選べない」と言われそうだが、あくまでも軽量小型三脚なので、そのような用途向きではない。
少なくとも、軽量カメラで花を接写する場合は、ミドルポジションは有効に思える。
この三脚はEの型式通りエレベーター付きだが、最も行ってはいけないのが「エレベーターを上昇する事」だと思う。
まして、重い機材+エクステンションなどはもっての外だろう。
エクステンションやエレベーターを使う用途が無いか?と言えば、無い事も無い。
設置位置と撮影位置にどうしても高低差がある場合などがそれだ。こういった場面は高台や山間では少なくないと思う。
でも、あくまで緊急回避的に使うべきで、「基部のマグネシウム素材が共通だからエレベーターが付いている」程度に思ったほうが正解だろうと思う。
何はともあれ…
三脚のせいにするのではなく、用途で機材を選ぶべきだろうし、使用時に創意工夫を凝らす事だろうと思う。
この工夫する事自体が写真撮影の愉しみの一つだと思うし、それが必要ない機材があれば誰もが同じ写真を撮ってしまう事にもなろう。
機材は、大は小を兼ねない。
特に、絶対必要ではない物ほどそうだと思う。
そういう意味では、特徴的な機材は用途の判別もし易く、間違った使い方をしないと思う。
多くを求めるからこそ、多くが犠牲になるのではないか、とも思う。
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********* 以下纏め *********
Carmagne640ⅢEは、単体重量が1.4㎏と現在の三脚にもそれほど見劣りしない(4段では…)。小型軽量だから徒歩や電車移動には持って来いだ。
インナージャッドパイプ(IJP、空転防止パイプ)も備えないし全高も低いが、ローポジションとミドルポジションを備え、ナットロックも締込めばガタ付きは少ない。
シャッター速度と強風にさえ注意すれば、伸展時でも中望遠マクロ程度が問題なく使える。
写真にもよるが、テレ端500㎜前後の長望遠ズームだって使えない事は無い(気は遣うけど…)。
何しろ、ちゃんとした三脚だというのに、縮長が短くアイレベル以下の撮影に支障が無いので、用途が豊富。
もちろん、カメラを積載したままの移動にもコンパクトで便利だ。
なんと言っても、一般的な一脚程度かそれ未満の縮長なのは嬉しい。
実測データ(Zackey仕様)
縮長 約46㎝(運台接合面高さ)
約58㎝(QHD-71Q装着収納時)
伸長 約119㎝(ELV最降下時)
重量 約1.4㎏(単体)
約1.7㎏(PH-263Q装着時)
約1.8㎏(QHD-71Q装着時、仕様上は450g)
耐重 8㎏程度まで(使用感、中判でも使えると思う。接写などは×)
4㎏(メーカー推奨値、標準運台装着時一般的な機材でレリーズブレ無しの値と思われる)
※すべての数値は、表示桁以下は四捨五入。
※実測値でありカタログ仕様値ではない。
※計測三脚は標準状態ではない。
特徴
①縮長が大変短い。
②いらない物をはずすと1.4㎏未満になる。
③この場合、自由雲台装備で十分に2kgを切る。
④ロック機構がシンプルで、修理も安く付く。
使い方
①自分に要らない物は全てはずす。
②エレベーターは絶対使用不可(緊急回避的使用のみ)。
③低め低めのセットを心がける。
④ミドルポジションとローポジションをうまく使う。
積載
①一般的な撮影ならば6kg程度の積載でも使えないことは無い。
②標準的には3㎏未満の積載で使用すべきだ。
③全展標準開脚で接写・長時間露光は自殺行為。
④脚を短めに使ったり、ミドルポジション・ローポジションを使えば可載荷重は増える。
用途
①公共交通機関を利用した旅
②鉄道写真
③風景写真
④スナップ
⑤山岳地などでの運用
⑥ビデオカメラ撮影
移動用途なら、カーボン軽量小型三脚。
絶対止めたければ、ごっついアルミ・マグネシウム三脚。
軽いは軽いなりに、重いは重いなりに、使い道が違うのだと思う。
ま…クルマ移動での撮影しかしない方は、超重量級の海外製三脚を使うほうが良いでしょうね(ジッツォーとか…)。重量級なら安定するし
全高が高くてもOKだ。
僕は、貧乏なので日本製2本槍で行きますけど…





PIEレポを避けた割には長文で力作になってしまいましたね(笑
素直にPIEレポの方が楽だったのでは・・・なんて。
私は・・・ELカル645を昨年買いました。
重いと持ち運ばない=使わない=買うだけ無駄
と考えて、持ち運びの限界と考えたのが2kg前後です。身長が185あるので大きいものをともおもったのですが、4段と3段を並べて・・・少しでもコンパクトにできる方がいいかとw
雲台は3WAY(標準のヤツ)です。まぁシロウトの初心者が使うには、こっちのほうが(水平だしとか)使いやすかなぁと。いずれ必要になれば雲台だけ買えばいいかと思ってます。
いろいろ考えた割には・・・使ってませんw
やっぱり2キロでも重かった。昔使ってたMaxとかのシリーズみたいな「軽さ」が欲しいなぁと思う今日この頃です。(安定性は悪いんだけど)
投稿: flipper | 2007年3月29日 (木曜日) 00:48
どもども、結局まだ現像終わってません(笑
PIEはオリンパスに関して長くなるかなぁと…
頭が悪いんで、長文なんですね。
現在では、使用頻度と価格も考えると、ELカが正解じゃないですかね(私感)。
ま、そんなに買い換える物でもないですけど…
僕も普通の旅ではMax使ってますよ←先々代
接写や望遠スローシャッターでもしない限り、三脚は無用の長モノに近いとも思います。
以前から、三脚・一脚を使うのは「楽をするため」なので、手持ちの補助と記念撮影ぐらいですかね。
筋力が無くて縦ブレするので、一脚の方が使います。
最近は良くなったもので、2号パイプ(20㎜)で1.2kgの物も…
ベルボンは、標準でエクステンションポールやエンドフックが付いているので、それだけで2~300gは重いんです。
実際2㎏クラスの雲台で良いので、レバー雲台と自由雲台の差が300gとすると…
この時点で、500g程度軽くなるので、山や丘に登ることを考えると、僕は全部外します。
立ち姿勢での撮影を考えると、ELVは欲しいですね。
flipperさんは身長も高いようですし、難しいところですね。
僕は10㎝は低いので…理想は182㎝くらいタッパが欲しかったですが(笑
投稿: Zackey | 2007年3月29日 (木曜日) 01:49