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2007年2月21日 (水曜日)

オリンパスの話

実は、生まれてはじめて使ったカメラはオリンパスのものだった。
固定焦点のコンパクトカメラだった。
OMは名機だ!
と教え込まれて育った。
だからオリンパスは好きだろうと思う。

実は、今は悩んでいる…
その理由は、想像に易い筈だが…
とにかく悩んでいる。
もう悩み始めて3年が経った…

以下に続く…(オリンパスファンの方は読まないほうが良いかも…)

オリンパスは本当に好きだった。
でも、OMの話を聞いていただけで、実際に使うようになったのは、デジタル一眼レフ(一体型)からだった。
(コンパクト除く)

僕の職場には光顕があることが多い。光学顕微鏡である。
そして、自分で光顕と使うことも多い
学生のころは顕微鏡は嫌いだった。理由は単純「学者肌だから」だ。
僕はエンジニアを目指していて、学者になろうとはしていなかった。
だから、光顕をこんなに覗く事になるとは思わなかった。
特に光顕が嫌いだった。電子顕は嫌いではなかった。
この理由も単純で、顕微鏡を覗くという行為が「カッコいい行為」と思っていて、自分のガラではないと思っていたからだ。

実際は、エンジニアだからこそ顕微鏡を覗くことはない事も無かったのだった。
既に、僕は間違っていた。
材料試験や熱処理では、多く顕微鏡を覗くことになった。
でも、社会に出てから材料試験や熱処理関連で顕微鏡を覗くことはほとんど無かった。
社会に出て初めて覗いた顕微鏡はオリンパスの物ではなかった。

僕の仕事は、半導体製造装置関連だった。
装置の機械部分を顕微鏡で見ることは殆ど無かった。
自分が育ての親のような、自分が開発に携わった装置自体を顕微鏡で見ることは殆ど無かったのだ。
顕微鏡を覗くのは、ひたすら、その装置たちが加工したワークだった。
たまに見るのは加工前のワークだった。
そして、極まれに粘着テープや織物の表面を観察した。
でも、そこでオリンパスの顕微鏡を覗いたことは、記憶には無い。

初めてオリンパスの一眼レフを使ったのは、Camedia C-1400だった。
これを一眼レフというと笑う人もいるが、列記とした一眼レフだった(ホントだぞ!オリンパスをなめんな!)。
その、笑う人を見るのが悲しかった
そして、そのカメラを創り上げたオリンパスを思うと涙が出た。
本当に良いカメラだった。
軽くて使いやすい良いカメラだった。
個人的にはフォーサーズの原点はここにあると勝手に思っている。
誰が何と言っても良いカメラだ。
それを否定することは許せない(許すけど)。
でも(否定するのは)、一眼レフを否定するに等しいと思う。
少なくとも理解はしていないと思う。
職場でも近隣でも散々非難された。
「レンズ交換が出来ない」。
ふざけんなぁ!
とっても、とっても、素晴らしいカメラだった。

同じ職場にいた、とても信頼できるとても良い友人だと思っていた人に贈呈した。
おそらく、その人はあれを可愛がってくれたと思う。
真価を理解してくれると思ったから、譲ったのだった。
中古カメラ屋などで、知らない人の手に渡るのは嫌だった。
それだけ、好きなカメラだった。

それから、ずっとオリンパスのハイエンドデジカメを使い続けようと思った。
しばらくして、ファインダーがEVFになった…失望した。
まさか、オリンパスがそんなことをするとは思いもしなかった…
でもCamedia C2100を使っていた。
でもてばなした。そして浮気した。

でも、それは間違っていたとは思わない。
事実、残念ながら他社の機材のほうが気に入った。
だからE-1も買わなかった。
アメちゃんのCCDだったせいもある。
アメリカは好きだ。今でも好きだ。
その、CCDのメーカーを尊敬しているが、好きではない。
フィルム屋がカメラに関与するのは好きではなかったからだ…

店頭で見るくらいで、オリンパスのフォーサーズ一眼レフが欲しいと思ったことは(あまり)無かった。
センサのサイズに疑問があった。
そして名前に疑問があった。
分数は嫌いだ。
計算が面倒なだけでなく分数は嫌いだ。
本当は計算が楽なことも学生になるまで知らなかったが、それでも嫌いだ。
インチが嫌いだからだ。
別に足の長さを基にした単位系だから嫌いなのではないが…
「なんかこーインチ寸法を見ているとねぇ…航空禁止時代を思い起こすのねぇ」
とは言え、そのころはまだ生まれていない。
その意味では、僕は間違っている。
生まれていない時代のことをどうこう言うのは間違っているかもしれないから…
でも、どうこういうのは自由だと思う…

インチが嫌いなのに、インチが基準の世界に入っている事に気がついた(半導体業界)。
既にSI単位が標準化された後だった。
SIになったのは、学生になる前だった。
重力単位系で育ったので、SIも嫌いだった。
もともと計算が好きではないので、電卓任せだったが…
4/3にはそれで最初に引っかかった。
僕は馬鹿だから、4/3と聞いてもすぐに面積を想像出来なかった(笑、恥)。
家で図を描いて愕然としてしまった。
小さかった…
図を描くのも計算したわけではなく、載っていたセンサの寸法を基にした…
結局何が4/3なのか分らなかった(笑)、今でも分らない。
馬鹿だからだ。

33.86666666666666…≒33.867

フォーサーズ発表のころは、半導体関連ではない仕事をしていた。
確か、コンピューター系のシステムエンジニアをしていた…
と思う(その職種は嫌いだ、でも将来性はあると思っていた)。
現在では、システムエンジニアというとコンピューターシステム系のSEのことだというのが常識だが、機械系にも電気電子系にもシステムエンジニアと呼ばれる職はあった(その意味では元々SEだった)。
いつの間にか、SEと言えば電算システムのそれになっていた。
SEにだけはなるもんか!
と思っていたのになった…
僕は間違っていた。
それだけは本当に間違っていたと今でも真に思う。
僕にとって、あんなにつまらない仕事は無かった。
だってメカがない。
当たり前に無い。
在るのは、図面と暗号のような文字列…
そしてハードウェアと呼ばれる家電の様な物…
楽しかったのはプリンタがトラブった時だけだった(笑)。
欲求不満だった。
でも疲れていた。
そういう仕事だった。
とても貧乏だった。
フルタイムだがフリーター並みに貧乏だった。
そういう時代でもあったと思う。
僕だけかもしれない…
そんなころにフォーサーズは発表された。

オリンパスは光学機器会社だから問題ないと思うが…
フィルムメーカーが噛んでいるのが気になる。
特にアメちゃん。
フォーサーズには期待している。
特にフォーサーズ+ある新しい素子に期待している。
でも、こればかりはもう少し待とうと思う。
その間に、活気付いてくれると嬉しい。
でも、そう思っている人は案外多そうだ…
今の35㎜判ベースの一眼レフカメラは大きすぎる…
そう思っている人は意外に多いと思う…
でも、すぐにフォーサーズには乗り換えられない…
そんな、僕と同じ考えの人も…
案外多いはずだ…

僕は間違っているかもしれない…
未だに悩んでいる。
僕は間違っているかもしれない…
3年が過ぎても悩み続ける。

僕の思うところはこうだ。
「何れ生き残るイメージセンサ・サイズに35㎜フルサイズが無いことは確かだ
理由は簡単、「デカ過ぎ」だ。
「残るとすれば、APS-Cとフォーサーズ」なのだが…
これだけは、悩まず言える。↑

僕は間違っているかもしれない…
未だに、答えは出ていない。

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