中級上位機?そろい踏み
年末にソニーのα100のCMに関する記事を書きましたが…
その後α100とE-500を使う機会があったのでちょっと独り言でも(笑)
今回注目するカメラは、
①Nikon D-80
②OLYMPUS E-500
③SONY α-100
年末年始商戦も一段落し、価格も落ち着いたでしょうしというわけでこの3機種!
どれも、APS-C1000万画素クラス相当(②はフォーサーズ800万だが)の中級上位機種といえるカメラと思う。
一般的にE-500は、EOS Kiss DigitalやD50(最近D40が出たが)などの、入門機と誤解を受けることが多いようだが、機能面や性能面から言ってもれっきとした上位機種と考えてよいと思うので比較対象に入れてみました。
実際に購入できる余裕はないのでどれも買いませんが(笑)
どれかひとつ選べ、といわれたならば「D-80」です。
次点は「E-500」で、最下位が「α-100」です。
さて、まず最初にデジタルカメラはイメージセンサが命、ということでこちらの比較ですが…
実は、D-80とα-100のCCDはどちらもソニー製の同等仕様のもので、CCD自体の性能差があるとしたら、ローパスフィルターとそのコーティングぐらいでしょう。
撮影結果としての画像には、人それぞれの好みがあるでしょうが、僕としてはD-80の方がRAWデータでもJPEGでも好みに合います。
ミノルタ時代の画像処理系は結構好みだったのですが、その傾向とだいぶ違う印象を受けることから考えて「Bionz」というα-100の処理エンジンは新開発なのかもしれません。
ミノルタ時代に比べるとソフトな感じに仕上がるような気がしました。全体的に明るいバランスで、たとえは悪いかも知れませんが「風景派よりポートレート派なのかな?」といった感じです。
ソフトでオーバー気味の画質を好まない僕としては、少なくともα-100のカメラ任せの画像は嫌いな系統になります。
対して、D-80の処理系はニコンらしく作り物感が少ないカッチリとした画質といおうか、ナチュラルな感じで僕の好みには合います。CCDがSONY製でほぼ同じなので極端な差が在るとは言えないのですが(レタッチの範疇)…
対して、800万画素と画素数では一歩劣るもののフルスケールのフォーサーズCCDの精細感はナチュラルそのもので、画作りしやすいように感じます。光量的な問題でのノイズ耐性が強いのかもしれませんし、レンズ系を含めたフォーサーズコンセプトの勝利なのかもしれません。
画素数が少ないことを差し引けばE-500が一番好みに合いますが、総合的に考えると好みの問題の範疇ではないかと思います。
あえて個人的独断で順位をつけるならば、D-80、E-500、α-100の順ですね。
次にファインダーですが、これは文句の付けようもなくダントツでD-80の圧勝です。
D-80のファインダーは、視野率95%の倍率0.94倍。明るさ、フォーカスの見易さ、フレームやグリッドの使いやすさ共に文句のつけようがありません。
見易さで言うとα100もE-500もどっこいなのですが、倍率の点で少々E-500のほうが見やすいですかね。ただ、E-500のファインダーには露出インジケーターが在りませんし、一方α100は露出インジケーターは在るのですが補正値表示がありません。
後述する操作系統から言って、この2機種にはそれらが必要ないのかもしれませんが…
AE撮影やシャッターまでに余裕のある撮影ならばどちらも要らないとも言えますが、必要な景気だと僕は思います。シフト撮影時は露出インジケーターは必須だし、優先オート撮影では露出補正の機会も多いでしょうから補正値表示は必須だと思います。
フレーミングとフォーカシングだけに限って言えば3機種とも優秀なファインダーといえると思います。少なくとも僕の愛機であるS2Proとは比べ物にならないほど優秀です。
しかし、ファインダーから目を離さないようなアグレッシブな撮影を考えると、D-80以外のファインダーは、表示部だけの理由で落第点といえると思います。
操作性に関しては後述するとして、まずはホールディング性に行きます。
この手のプロ機や上級機ではないカメラでは、取り回しは重要だと思うのでコンパクトかつ軽量であることは重要でしょう。その意味では3機種とも600gを切る軽量機ですが、軽量になればなるほどホールディング性は重要になると思います。
質感を除けば取り回しを含めた上でのホールディング性は、E-500が一番だと思います。
手の大きさや顔の大きさも影響するので好き嫌い的な個人差はあるでしょうが、感覚的に「手にすっぽり収まる」的なホールディングのよさは高倍率ズームや望遠のレンズ寸法・重量も考慮に入れればE-500はダントツに感じます。これもフォーサーズの勝ち点なのかもしれません。
ただし、標準域の軽量レンズを使うのであればD-80とE-500は良い勝負だと思います。α100に関しては使いにくくはないのですが、融通が利かない的な感覚を受けます。嫌な言い方をすれば「カメラに嫌われる手がある」とでも言いましょうか(笑)、バッチリはまる人とだめな人に分かれそうな感じです。
正直に言うと、中指と薬指の間の突起が気に入りません(笑)。僕の手の寸法に合わないのと、必ず同じグリップの仕方を強要される感じが嫌いです。
さて、操作性に関しては…書くに及びませんね。D-80以外は入門機レベルです。ただし、上位機としての撮影機能を十分に行えますが…
D-80にしかない部分は値段の差といっても良いかも知れません。D-80だけはオーバー10万円機ですからね。
まず、(主に絞り・シャッタースピードの変更を行う)コマンドダイヤルを二つ揃え、ファインダーを覗いたままで撮影に必要なほとんどの操作が行えること、そして、軍艦部に液晶を備えていること、この二点がD-80だけの特徴です。
僕個人の考えとしては、マニュアル機であならコマンドダイヤルは2つ必要で、設定以外の撮影条件はファインダーを覗いたまま行えなければならないと思っているので、D-80以外の2機種はどちらも落第(笑)。これら2機種はおそらく慣れの問題でどちらも変わらない気がします。
あと、α100の「アイスタートAF」…これ絶対いらない。
ファインダー部にセンサーが付いててカメラを構えるとAFが自動でスタートするという機能なんだけど…勝手にコンティニュアスでフォーカスされてもねぇ…しかも、物がセンサーに近づくだけでも作動するし(ま光電センサだから当たり前だけど…)…これは馬鹿だ絶対!電力の無駄だしコストアップだろ!と思います。
でも、コマンドダイヤルはE-500より使いやすいです。ただ、液晶で条件設定するならE-500のほうがスピーディーで便利ですかね。
その多機能に関しては、細かくなるので各機の特徴的な長所と思われる部分と短所と思われる部分を記述する。
①Nikon D-80
☆長所
質感共にカメラとしての機能性・操作性に優れる。
レスポンスが早い。
ファインダーを覗いたまま殆どの撮影操作が行える。
自動露出性能が優れている。
オートフォーカス性能が優れている。
3機種中最も長時間駆動する。
レンズ、周辺機器共にバリエーションが超豊富。
3機種中で最もカメラらしいデザイン(個人的趣味)
☆短所
3機種中は最も高価(コストパフォーマンスは最高だが…)。
3機種中は一番重い(軽量機ではあるが…)。
SDメモリしか使えない。
CCDの性能が少々イマイチ
②OLYMPUS E-500
☆長所
3機種中最も小型軽量。
ホールディングしやすい。
超音波によるダストリダクション機能搭載。
フォーサーズ(4/3)システムを採用している(今後次第?)。
画素数を覗けばCCDがもっとも自然な発色(好み次第?)。
レンズも含めた携行装備が小型軽量になる(4/3だから)。
ハイライト&シャドーコントロール機能搭載(ちょっと使えるけど…)
撮影画像の豊富な編集機能(たぶん使わない)。
ダブルスロットでRAW現像やコピーができる(たぶん使わない)。
☆短所
3機種中最も駆動時間が少ない。
専用バッテリーのほかにCR123A電池が必要。
フォーカスポイントが3点しかない。
3機種中もっとも画素数が少ない(あまり気にならないけど…)
連射コマ数が少なく最大記録コマも少ない(2.5/4)
プレビュー(絞込み)ボタンが設定しないと無い
③SONY α-100
☆長所
ボディ内臓手ブレ補正機能(CCDシフト式)搭載。
αレンズの豊富な資産。
カールツァイスT*(ティースター)コーティング系バリオソナーレンズなどが使える。
JPEG撮影なら連続撮影制限が無い。
アンチダストコーティングのLPF装備(???)。
Dレンジオプティマイザー搭載(要らないと思う)。
☆短所
CCDの性能がイマイチ。
画像処理系がどうも…(笑、好みの問題)
スタミナとか言ってる割に駆動時間が短い。
使いにくいメニュー。
起動時間が遅い。
レスポンスが遅い気がする(笑)。
値段が違うので当たり前ですが…この3機種ではD-80が一番よいと思います。
α100は決して悪いわけではないのですが、すべてにおいて中途半端なカメラだと思います。ま、ソニー狂の人はどうぞってとこですかね。後は、以前よりのαユーザー向け。
E-500は使用用途によっては良いカメラでしょうかね。スコープ撮影とかスナップにはよさげです。E-1譲りの高画質だし、取り回しもホールディングも良い。フォーサーズの先行き次第では無いでしょうか?シグマも良いレンズ出してるみたいだし…


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